ベース指板上のポジションの全ての音一覧と簡単な覚え方

ベース指板上のポジションの全ての音一覧と簡単な覚え方
バッファードとトゥルーバイパスの切り替えが可能なプロ仕様ペダル型チューナー
ベースの指板でどこを押さえるとどんな音が出るのか知っておくことは重要です。音の位置を覚えておくことでコード譜だけ見てベースを弾くこともできるようになりますし、逆にTAB譜だけ見て自分が何の音を弾いているのかが分かるようになります。

ベースの指板上の音

ベースの指板で0フレット(開放)〜12フレットまで、1弦から4弦までの各ポジションの音名を次の画像にまとめました。

各ポジションの音が覚えられていない間はこういった画像をヒントに音の確認をしてみると良いでしょう。

5弦ベース対応版はこちら => 指板上の全音一覧 5弦ベース対応版

覚え方のコツ

ぱっと見で数が多くハードル高く感じるかもしれませんが、音の並びの法則を覚えることで丸暗記する必要がなくなります。

各弦の0フレットと12フレットは同じ音

1オクターブの間にある音は12種類の音です。そのため全ての種類の音が0フレットから11フレットまでの間に存在し、12フレット目が0フレットの1オクターブ上の同じ音となっています。指板のポジションを示した画像では13フレット以降は省略していますが、同じ理由で12フレット前と同じ音になります。例えば各弦の13フレット目の音は、13−12=1フレット目と同じ音(の、1オクターブ上)になります。要するに、13フレット以降の音の並びは同じ音の繰り返しとなるのです。言い換えると、どこか一つのポジションの、同じ弦の12フレット分離れたポジションはオクターブ違いの音がするということです。12フレットまでの音の並びを押さえておけば、13フレット以降は同じ順番なので覚えることが少なく済みます。

各弦の音の並びは隣の低音弦の5フレット目以降と同じ音の並び

例えば3弦の0フレットはA、1フレットはB♭・・・となっています。この音の順番は隣の低音弦である4弦の5フレット以降のA、B♭・・・の並びと全く同じになっていることに気づくと思います。同じことが2弦開放〜と3弦5フレット〜にも、1弦開放〜と2弦5フレット〜にも言えます。4弦の音の並びと、この法則を覚えることで3、2、1弦の並びを導き出せるので、ずいぶん覚えなければいけないことの量が減ります。

2弦隣の2フレット違いは同じ音

例えば4弦の0フレットはEですが、2つ隣の弦である2弦の2フレットもEです。この距離のポジションはちょうど1オクターブ違いの関係になっています。これは全てのポジションに共通の特徴です。つまり2弦の2フレット以降の音の並びは4弦の0フレットからの並びと完全に一致します。2弦のポジションを細かく暗記しなくても4弦さえ暗記しておけばほぼ覚えたようなものです。

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