電車や徒歩でベースを運ぶ際には、機材の保護や持ち運びの容易さが大切です。ベース本体とシールドは必須なので、適切なケースやバッグを選ぶことが重要です。また、エフェクターの持ち運びも個々のニーズに応じて調整することが求められます。この記事では、電車と徒歩でベースを運ぶ際のコツやポイントを解説していきます。
目次
1. ケースの選び方:ソフトケース vs ハードケース
ベース本体を運ぶ際には、ソフトケースとハードケースのどちらを選ぶかが重要です。それぞれの特徴とメリデメを考慮し、自分にとって最適な選択をしましょう。
ソフトケース
- メリット:軽量で持ち運びやすい。価格が比較的安い。収納性が高い。
- デメリット:衝撃に対する保護力が低い。耐水性が低い。
ハードケース
- メリット:衝撃に対する保護力が高い。耐水性が高い。長期保管に適している。
- デメリット:重くて持ち運びにくい。価格が高い。収納性が低い。
電車や徒歩での移動を考慮すると、ソフトケースがおすすめです。軽量で持ち運びやすく、価格も手頃なため、初心者にも適しています。ただし、衝撃に対する保護力が低いので、取り扱いに注意が必要です。
2. エフェクターの運搬方法
エフェクターは持ち運ぶ人とそうでない人がいますが、個数や大きさ、重さに応じて最適な運搬方法を提案します。
少数のエフェクターを持ち運ぶ場合
- エフェクターバッグ:専用のバッグに入れて持ち運ぶ。サイズや重さに応じて選べる。
- バックパックに入れる:リュックサックやバックパックに
入れて持ち運ぶ。エフェクターをしっかり固定し、衝撃から守るために緩衝材を使用すると良い。
多数のエフェクターを持ち運ぶ場合
- ペダルボード:エフェクターをペダルボードに固定し、ケースに入れて持ち運ぶ。一括で運べるため、設営や撤収がスムーズ。大きさも様々ですが大型になると重くなるので、自分の持ち運びに適したサイズのペダルボードを選びましょう。軽量なペダルボードも存在するので、重さが気になる方はそちらを検討すると良いでしょう。また、ペダルボードには電源供給機能が付いているものもありますので、エフェクターに電源を供給するためのACアダプターや電源ケーブルも持ち運びが楽になります。
- 独立したエフェクターの運搬:ペダルボードを持っていない場合や、エフェクターを個別に持ち運びたい場合は、各エフェクターの専用ケースやポーチを利用しましょう。これによりエフェクターが衝撃から守られ、持ち運びも楽になります。また、専用ケースやポーチにはエフェクターだけでなく、必要なケーブルやアダプターも一緒に収納できるものが多いです。
- ベースケースのポケット活用:ソフトケースにはポケットが付いていることが多く、そこにシールドやストラップ、チューナーなどの小物類を収納できます。エフェクターの数が少ない場合や、ペダルボードが不要な場合は、このポケットを活用してエフェクターを持ち運ぶこともできますが、衝撃には注意してください。
3. 電車での持ち運びの注意点
電車でベースや機材を持ち運ぶ際には、以下のポイントに注意しましょう。
- 混雑時は避ける:ラッシュアワーや混雑時には機材を持ち込むことが困難です。空いている時間帯を狙って移動しましょう。
- 座席の選び方:車両の端やドア付近に立つことで、他の乗客との距離を保ちやすくなります。また、座席が空いている場合は、折りたたみ座席や荷物置きスペースを利用しましょう。
- 他の乗客に配慮:機材の持ち運びには十分に気をつけて、他の乗客に迷惑をかけないようにしましょう。
4. 徒歩での持ち運びのポイント
徒歩でベースや機材を持ち運ぶ際には、以下のポイントが役立ちます。
- ショルダーストラップの調整:ケースやバッグのショルダーストラップを適切な長さに調整し、体にフィットさせることで、持ち運びが楽になります。
- 荷物の分散:重い機材を一つにまとめると、負担が大きくなります。複数のバッグやケースに分散させて、負担を軽減しましょう。
- 休憩を取る:長距離の移動や疲れを感じたら、適度に休憩を取りましょう。
総じて、電車と徒歩でベース機材を運ぶ際には、自分の持ち運びやすさや設営・撤収のスムーズさを考慮し、ケースやポーチ、ペダルボードなどの選択を行いましょう。また、周りの人に迷惑をかけないように、電車内での荷物の置き方や歩行時の注意も忘れずに行いましょう。