ベースをやるのに独学でよいか、スクールやレッスンに通うべきか

ベースをやるのに独学でよいか、スクールやレッスンに通うべきか

ベースを始めるにあたって独学で良いのか、スクールに通った方が良いのか心配になる方も一定数いらっしゃるかと思います。私なりに考えてみましたので何かの参考になれば嬉しいです。

結論

独学でよいです。むしろ、独学の方が良いとさえ思います。

スクールのメリット・デメリット

まずスクールに通うメリットとデメリットについて考えてみます。

スクールに通えばプロのベーシストから直接指導してもらうことができます。

何もわからない初心者の状態でこういった知見者からの指導を受けられるのはメリットになるかと思います。

また、憧れのベーシストやプレイスタイルを極めているベーシストに直接教えてもらいたい、といった希望がある場合も、そういった講師がレッスンを行っているのであれば有益な情報が得られるチャンスになるのもメリットでしょう。

デメリットは2点あると考えます。

1点目は、単純にお金がかかる点。

スクールの内容はピンキリかとは思いますが、週に1回1時間などが多いです。

その時間に見合った指導をもらうことはできますが、上達するかどうかは指導を受けることができるかどうかではなくどれだけ自分が練習したかの方が重要です。

スクールやレッスンの講師は極論、練習の方向性が間違ってないかアドバイスしてくれるだけの人です。

自分がやればうまくなるのですからその評価をしてもらうことにお金を払う価値をどれだけ感じられるかだと思います。

2点目は、スクールに通うことでやった気になってしまう恐れがある点です。

繰り返しになりますが、上達するかどうかは自分がどれだけ練習するかだけですから、スクールに通うことだけで上手くなれると思ってしまうのは誤りだと思います。が、お金を払ってレッスンを受けていることで上手くなるのだと思ってしまいがちなのはスクールのデメリットではないかと考えます。

独学のメリット・デメリット

独学のメリットはスクールのデメリットの裏返しになります。

すなわち、スクールに払うお金は当然かかりませんので余計なコストをかけずにすみます。

では、レッスンを受けないことで遠回りをしなくてはいけないのではないかと思われるかもしれませんが、そんなことはないと思います。

今の時代、ベースのノウハウはネットで調べればたくさんの情報が得られますし、youtubeでもベースレッスンの動画を無料でたくさん見ることができます。

そもそも上達できる人であれば誰かに教えてもらわずともどんどん弾いてどんどん上達していくものです。

独学で成長できる人は好きな曲をコピーしたりしていくうちに自分なりの演奏を見つけ出していきますのでそれがベーシストとしての味になっていくのではないでしょうか。

まとめ

結局のところ、ベースが上達するかどうかは練習量にかかっています。

いくらベースに関する知識を習得したところで実際に演奏できるかどうかにはあまり関係がなく、1回1時間程度のスクールのレッスンで得られるものは多くはないと個人的に思います。

今の時代、ベースに関するノウハウも含めググればたくさんの情報が得られますのでスクールに行くことで得られる講師との繋がりや他者からの評価といった部分にメリットをあまり感じないのであれば独学で十分ではないでしょうか。

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